アコム・プロミス・アイフル、11年3月期赤字見通し 過払い請求増加

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2011年4月20日

アコム看板
by kamikura

消費者金融大手3社のアコム、プロミス、アイフルが揃って赤字となる見通しです。

昨日「無担保貸付、2月は6兆8417億円に。前年比大きく下回る」でもお伝えした通り、過払い金請求件数の増加が直接的な原因です。
特に武富士の破綻を受けて利息返還請求の数が急増したようです。

事業再生ADRで経営再建中のアイフルは小幅赤字になりそうですが、銀行系のアコムとプロミスは大幅赤字が予想されています。

各消費者金融の業績詳細は以下から。

銀行の業績に影響を与える可能性も

報道機関による業績予想のまとめ

アコム 三菱UFJの子会社。約2000億円の赤字見通し。
プロミス 三井住友の持ち分法適用会社。約1000億円の赤字見通し。
アイフル 住友信託銀行をメインバンクとして経営再建中。小幅赤字見通し。

この中でも、アコムとプロミスは大手メガバンクの子会社なので、銀行側の業績に影響を与える可能性が高いです。
三菱UFJ銀行はアコムに対して約40%の出資、三井住友銀行はプロミスに対して約20%の出資を行ってグループ傘下に収めているので、それぞれ800億円、200億円の減益要因になる可能性が高いです。

今回アイフルが小幅の赤字で留まっているのは、先を見越して引当金を積み、前回大幅な赤字を計上していたからです。
つまり、前回大幅赤字を計上したアイフルでさえ、連続で赤字となっていると考えるのが正解でしょう。

しかし、「大手消費者金融の過払い請求は3月だけで4万件に」でも書きましたが、赤字の多くは先を見越しての『引当金』の充当によるものだと思いますので、各社いまのうちに出せる膿は出しておきたいという考えなのでしょう。

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