楽天が消費者ローンの楽天KCを売却 特別損失1000億円

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2011年6月 7日

楽天KC

インターネットショッピングモールの楽天市場などを運営する楽天は、消費者金融事業となる子会社の「楽天KC」を、8月1日にJトラストに売却すると発表しました。

今回の楽天KC売却により、楽天は1,000億円の特別損失を計上し、今期は最終赤字になる可能性もあるとのことです。(1,000億円の特別損失を計上した場合、赤字と黒字の分岐点となります)

消費者金融事業売却の背景には、やはり貸金業法の規制強化や利息返還請求問題があるようで、これまで「楽天KC」と「楽天カード」の2本立てで運営していた金融事業を、「楽天カード」に一本化して再編を図るようです。

楽天カード」などで知られるクレジットカード事業の多くは楽天クレジットに譲渡する為、これまでどおり楽天カードは使うことができます。
今回の「楽天KC」の売却には、一部の小口の個人向けローンなどに留まるとのこと。

楽天クレジットは楽天カードへ

楽天カードの運営会社が「楽天KC」から「楽天クレジット」に変わることで、商号の変更もあります。

  • 楽天クレジット → 楽天カード(楽天が運営。楽天KCから楽天カード事業を引き継ぐ)
  • 楽天KC → KCカード(これからはJトラストが運営)

会社を売却しても赤字になってしまう

楽天KCの売却に寄って、Jトラストから415億円を受け取るものの、楽天KCの株式売却による損失や、債権放棄などで、計1,000億円程度の損失になる見通しです。

現時点では赤字スレスレとの見方が強いようですが、楽天は先日TBS株の売却でも損失を計上しており、社内再編を加速させていることがわかります。

個人的にはJトラストに415億円も出すお金があったことのほうが驚きですが。

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