武富士の買収にどんなメリットがあるのか?

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2011年4月23日

武富士のロゴマーク

消費者金融大手で破綻した武富士を韓国のA&Pフィナンシャルが買収する方向で話がまとまっているようですが、そもそもなぜ武富士を買収するのかご存知ですか?

倒産した会社を買収することに何の意味があるのだろうと思う方も少なくないと思いますので、A&Pフィナンシャルが武富士を買収するメリットについてまとめてみたいと思います。

武富士の債権は大きな収益を生む

武富士が現在貸し出しているお金(債権)は、とても大きな金額ですし、利率も大きいので大きな収益を生む可能性があります。
もちろん貸し倒れる可能性はありますが、A&Pフィナンシャルのノウハウをもってきっちりと回収すれば利益に繋がることでしょう。

武富士の信用情報には価値がある

買収の大きなメリットの一つとして「顧客情報を入手できる」というものがあります。
サラ金大手でたくさんの顧客を抱えている武富士が持っている顧客の信用情報は膨大な数でしょうから、利用価値はとても大きいのです。

日本で事業を展開する上での入口になる

A&Pフィナンシャルは韓国の消費者金融業者ですが、日本ではあまり名前が知られていません。

日本に進出しようと思ってもどのように展開すればいいのかノウハウを持っていない可能性が高いですし、認知度も低いので、中々お客さんにA&Pフィナンシャルの宣伝ができない状態です。

しかし、例えば今後「A&Pグループの武富士」として武富士を展開していけば、同時にA&Pの名前も知られることになり、日本で事業展開を行う上で非常に有利になります。

武富士のブランドネームは大きい

今まで、アコム、プロミス、アイフル、武富士が日本の4大消費者金融と呼ばれていました。
全盛期はどの会社もバンバンCMを流していたので、サラ金と言えば上記4社の名前は皆さん知っているのではないでしょうか?

それだけ「武富士」というブランドのネームバリューは大きいのです。

先ほどの内容と重複しますが、まだ日本での実績に乏しいA&Pフィナンシャルにとっては、武富士の持つブランド、顧客情報、そして日本での事業展開のノウハウを手に入れられることは、非常に大きなメリットになることがわかります。

当然買収にはリスクもある

このように、消費者金融の大手だからこそ、買収によって様々なメリットがあることがわかります。

しかし、武富士再建のスポンサーになることは、大きな費用負担にもなりますので、決して甘い汁というわけではなく、最終的に再建が失敗すればA&Pフィナンシャルも相応の損失を被るリスクがあるのです。

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