武富士が会社を清算させられる可能性

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2011年6月 8日

債権者

先日A&Pファイナンシャルによる買収が決定したばかりの武富士ですが、前途多難となっているようです。スポンサーが決まり、これから再建に入ろうとしたところ、更生計画に異議が上がっているとのこと。

武富士再建には、最終的に7月15日の債権者集会で更生計画について承認を得る必要がありますが、武富士の社債を持っている債権者(主に年金基金やファンドなど)が、スポンサー決定の過程において不透明な部分が多すぎると反発しています。

武富士のスポンサー決定に当たっては、先日楽天KCの譲渡を受けたJトラストで決定するとの見方が強かったのですが、一転してなぜかA&Pファイナンシャルに決まってしまったという経緯があります。

Jトラスト側には米国の投資ファンド『ゴールドマンサックス証券』が資金援助をするとの報道もありましたので、今回の再建計画に対する反発も、ゴールドマンサックス証券が絡んでいる可能性があります。

A&Pファイナンシャルの買収価格を開示しないという不透明な部分に加えて、債権者が独自に武富士の試算を行った所、同社の保有する土地・建物などを含めて約700億円程度の価値があることがわかりました。
債権者側は管財人や裁判所に事業価値の試算情報の開示を求めていますが、未だにそれは実現されていません。

もし700億円程度の価値があるとすれば、武富士を再建させるのではなく、会社を精算してしまった方がよいと考える債権者は少なくなく、これからの武富士再建の障害になっているのです。

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