東日本大震災に付け込んだヤミ金の恐るべき手口

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2011年6月20日

東日本大震災

東日本大震災の影響で、生活が困難になった人に対して違法な金利で融資を行うヤミ金が増えており、すでに被害報告が出始めています。

法定金利をはるかに越える、その恐るべき手口を公開します。

詳細は以下から。

ヤミ金は月利40%の利息を要求

震災で仕事を失った男性は、家族を養うために東京のヤミ金業者に融資の申し込みを行いました。なぜ?と思うかもしれませんが、この男性は過去に消費者金融の返済ができず、サラ金からの借金ができない状態(いわゆるブラックリスト)になっていた為、たとえヤミ金でもお金が必要との思いで電話をかけました。

そこで言い渡された金額は通常の金利の20倍以上にも及ぶ月利40%という法外な金利でした。(法律で定められている上限金利は年利15%~20%です)

月々の返済は利息だけで6万円にものぼり、もちろんこの男性が元金を返済できる目処は立っていません。震災の影響でお金に困っている人の足元を見て、暴利とも言える利息を突きつけるのです。

毎日新聞社の記者がこのヤミ金業者に取材した所、返って来た答えは次のようなものでした。

「大変だな。頑張ろう」と優しい言葉をかけるだけで暴力を使わなくても利息が入ってくる

この業者の利息による収入は、月約400万円程度だと言いますが、震災以降は約30%程度収入が増えたとのこと。

悪徳金融に手を出す前に冷静な判断を

返済の目処が立っていない状況での債務者が救われる可能性はとても低いです。
「計画的な利用」ができない状態では、奇跡でも起きない限り状況が悪化し、泥沼にハマってしまうからです。(むしろヤミ金は最初から泥沼にハメるつもりで融資することが多いです。)

被災者への融資については、既に国がいくつかの手を打っています。

  • 大手消費者金融への融資条件の緩和
  • 社会福祉協議会に、失業者に対し月20万円までの無利息融資

また、大手消費者金融も被災者に対して一定額を無利息で融資する取り組みを行っています。

この状況に乗じてヤミ金業者が儲けるのは遺憾ですが、普段は少し嫌われ者の大手消費者金融業者がセーフティネットになって「困った時の消費者の味方」となってくれるのは助かりますね。

もし資金に困ったら、ヤミ金に走る前に自治体や弁護士会などに相談してみましょう。

参考:東日本大震災:被災地、ヤミ金横行 義援金目当て「励ますだけで利息入る」

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