ヤミ金の新しい手口「金貨金融」を全国で初めて立件

このエントリーをはてなブックマークに追加

2011年6月29日

金貨金融

警視庁は29日、「金貨金融」を営業していた経営者2人を出資法違反(高金利)容疑で逮捕しました。
ヤミ金の新しい手口として近年増えている「金貨金融」の立件は、全国で初めてのことです。

詳細な手口は以下から。

金貨金融とはどういうものか

今回問題となった「金貨金融」の手口について簡単に説明します。

金貨金融では、業者は現金を直接融資しません。
「金貨販売」と称して、42,000円分の金貨を65,000円で顧客に販売します。
この時、代金は要求せずに9日後に支払う約束をして、ツケの状態で販売します。

顧客は、買った金貨を換金して42,000円を手に入れ、9日後に業者に65,000円の金貨の代金を支払います。

業者は1件の取引で(現金を回収出来れば)23,000円の利益を出すことができ、金を買った顧客は、実質的に高金利で融資を受けたのと同じような状態になっているということです。

参考:金貨金融をヤミ金と認定

この理屈で、今回も容疑者は「カネを貸していたわけではない」と容疑を否認しているとのことですが、既に金貨金融は「ヤミ金」であると札幌簡易裁判所が認定しています。

金利に換算すると83倍の暴利

容疑者らは、スポーツ紙などを通じて「ブラックな方でも可」と謳い、公務員や大手企業の社員をはじめ、多重債務者を中心に金貨の販売を行っていました。

これまでに215人に7,500万円を貸付け、1,870万円の利息を受け取っていたと言われており、法定金利の83倍に相当する利息で現金を貸し付けていた時もあるとのことです。

平成20年10月~今月24日までに「金貨金融」に関する相談が150件も寄せられており、今後もヤミ金の新しい手口として大きな問題となりそうですね。

参考

闇金データベース

▲ページの先頭へ戻る
プロミス

カテゴリ

関連リンク